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日記

ロボット薬局で薬剤師は不要になるのか?

少し前(2019/3)の話ですが大阪市北区に「ロボット薬局」が誕生していたようです。

「朝日新聞:日本初「ロボット薬局」誕生 営業時間外も処方薬お渡し」

 

私が「ロボット薬局」の存在を知ったのはホリエモンさんのツイートでした。

 

やや旬の過ぎた話となってしまいますが

本記事では「ロボット薬局」の普及による薬剤師の需要の変化について考察していきます。

 

 

ロボット薬局で薬剤師は不要になるのか?

ロボット薬局で薬剤師は不要になるのか?

 

自分でも「タイトル詐欺」であることは自覚していますので先に結論から話します。

「ロボット薬局」で薬剤師は不要になりません。

 

日本初の「ロボット薬局」を開発した渡辺 正之さんも「ウエダのギモン」というテレビ番組でこのように話されています。

 

 

「(ロボット薬局の導入で)服薬指導などの対人業務に時間をかけられる。」

 

あくまで人の手で行う必要のない業務はロボットに任せる。

そしてより充実した服薬指導を実現したい。

このような思いからロボット薬局を導入したように感じました。

 

 

ロボット薬局に対する私の感想。

 

正直な話、この動画を見て最初に感じたことは

「めちゃめちゃ金かかってそうだな。」

ということでした。

 

動画内のロボットは米医療機器大手のもので、日本BDという医療機器輸入会社が販売しているようです。

番組内では導入に2900万円の費用を費やしたと話されています。

 

 

ヒート調剤にこだわる必要性?

衝動にかられてこんなツイートをしてしまいました。

(結果として自分の知識不足を晒していることに気がつき後悔しました。)

 

 

このツイートの意図は「こんな大掛かりな機械を作ってまでヒート調剤にこだわる必要はない。」というものです。

さらに詳しく説明すると

薬局内の薬は一包化出来ない薬をのぞき全て全自動錠剤分包機にぶち込む。

そして「当薬局では全て一包化でお渡しします」というスタイルを貫く。

 

これができればヒート調剤の必要性はなくなりロボットアームなんて必要ない。

という考えです。

 

もちろん吸湿性が高いなど一部の一包化できない薬剤は人の手で用意する必要があるのはわかっています。

 

すると渡辺 正之さんご自身からお返事をいただけました。(わりとビビりました)

 

どうやら私が考えているようなシステムはすでにアメリカに存在しているようです。

しかし既得権から排除される可能性があるため実行には移せないのが現状のようです。

 

さらに「薬局内の薬は一包化出来ない薬をのぞき全て全自動錠剤分包機にぶち込む。」という仕組みはコスト面でも渡辺 正之さんが開発したロボット薬局を上回るようです。

既存の全自動錠剤分包機のカセッターを増やすだけなのであまりコストはかからないと考えていたのでかなり意外でした。

 

日本でもこの仕組みが実現すればさらなる業務効率化を測ることができる。

と考えただけにとても残念です。

 

 

既得権とは。

渡辺 正之さんのいう既得権とはどのような社会的集団のことを指すのでしょう。

質問したい気持ちは山々でしたがこれ以上お時間を取るわけにいかないため自分で考えました。

 

この手の業界で大きな権力を持っていそうな社会的集団といえば日本薬剤師会もしくは大手調剤薬局チェーンあたりでしょうか。

しかし大手調剤薬局チェーンはむしろ薬剤師の人件費を削減したいと考えそうなものです。

そう考えると薬剤師の雇用を守りたい日本薬剤師会のことを指しているのかもしれません。(ありがたいことなのかもしれませんが)

 

 

既得権と争っている場合ではない。

私が攻めているのはあくまで既得権の方です。

グローバル企業が勢力を伸ばしている現代社会で既得権というのは本当に邪魔な存在だなと思います。

極論のように聞こえるかもしれませんが、うかうかしていると日本の調剤薬局市場は「GAFA」※1や「BAD」※2のようなグローバル企業に乗っ取られる未来がくるように感じます。

 

ピッキング業務からは少し話はずれますが

アマゾンの音声アシスタント「Alexa」はAIによる服薬管理を可能にしたようです。

「アマゾン、ヘルスケア戦略をさらに強化へ--「Alexa」で服薬管理を可能に」

 

これはアマゾンが調剤薬局市場に関心があることを示している証拠なのではないかと思います。

せめて国内では一致団結し、より効率的なシステムを構築していく必要があるのではないかと私は考えます。

 

※1GAFA:グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル

※2BAT:百度・アリババ・テンセント

 

 

そもそもピッキングって薬剤師がやってますか?

脱線してしまいましたが「ロボット薬局で薬剤師は不要になるのか?」という話題に戻ります。

ロボット薬局が行うのはあくまでピッキング業務です。

そもそもピッキングって薬剤師がやっていますか?という話です。

調剤アシスタントが行なっている薬局が多いはずです。

つまり薬剤師は不要になるどころか需要が少なくなることもないと考えられます。

 

 

ロボット薬局は努力する薬剤師にとってメリットが大きい。

努力を続けている薬剤師にとってはロボット薬局はメリットでしかないと思います。

なぜなら対人業務により多くの時間を利用できるからです。

 

これからの時代、AIが薬剤師の需要を脅かしてくることになるでしょう。

単純作業の機械化により、AIには出来ない対人スキルを磨く時間を確保出来ます。

そういう意味ではただピッキングをして最低限の服薬指導しか行なっていない薬剤師にとってはロボット薬局は恐るべき存在かもしれません。

 

 

調剤アシスタントがピッキングを行う危険性。

ロボット薬局のメリットについてもう少し考えてみます。

 

先ほど話したように現在は薬剤師以外の人がピッキングを行うことが当たり前になってきています。

しかしこれってかなり危険なことのように感じます。

 

薬剤師ならば異なる規格の薬剤が患者に投与されるリスクは十分に理解できます。

なぜなら薬学の知識を学んできたからです。

しかし薬剤師以外の人にはそれが、どれほど危険な行為であるか本当の意味では理解できません。

 

 

機械ならかなり正確性が高い。

ロボット薬局は動画を見る限りかなり正確性の高いシステムであることが伝わってきました。

下手に薬剤師以外の人に任せるよりは完全機械化してしまった方がはるかに安全のようです。

 

単純作業は人の手で行うより機械に任せる方が正確かもしれません。

調剤過誤を防ぐという観点でもロボット薬局はメリットが多いように感じます。

 

 

まとめ:ロボット薬局はどんどん普及させていくべき。

ロボット薬局はあくまで対人業務を充実させることが目的のように感じます。

薬剤師の需要を減らすためのものではないでしょう。

ピッキング業務に関していえば人の手で行うよりも正確です。

調剤過誤を減らすことにも大きく貢献するでしょう。

AIが進歩した時代に備え薬剤師はAIと差別化できる人材に進化する必要があります。

ロボット薬局は自分のスキルを磨く上でも最適な職場だと言えると思います。

 

本記事は以上です。

ロボット薬局もっと普及していくといいですね。

 

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